ご挨拶

  • プロデューサ
  • 荒川 忠一
  • 原島 博
  • 鈴木 太朗
今回の制作展開催によせて諸先生方よりメッセージをいただきました。

professors

東京大学大学院工学系研究科 機械工学専攻教授
制作展担当教員
荒川 忠一

荒川 忠一

2004年夏より始まった東京大学大学院 学際情報学府・東京大学大学院 情報学環 コンテンツ創造科学産学連携教育プログラム 制作展"iii Exhibition"も、今回で第10回という節目を迎えました。この制作展は大学院学際情報学府の講義の一環として始まり、学生が自らの手で科学技術の中に芸術的要素を織り交ぜ、表現し発信するというコンセプトのもとに開催しております。

今日、大学院で研究されているような新しい技術は日進月歩である一方、開発した技術が一般の方の目に触れる機会はあまり多くありません。それと同時に、大学院では技術を学ぶことはできても、技術のすばらしさや有用性をアピールするための効果的な方法を学ぶ機会も限られております。制作展ではメディアアート展示という形を通じて、学生らに本学内で得られた研究成果をどのように発信し、楽しんでいただくかを体得させるとともに、会場設営から広報活動まですべての企画・運営を自らの手で行うことによって、表現活動の表裏両面を学ぶことを目的としています。学生たちにとっては、研究で見いだした技術的な面白さを芸術表現と融合することでアートとして再構築するための新しい表現の場であるとともに、自分たちの技術を評価してもらう方法を学ぶよい機会となっております。

本制作展には学環らしく学府所属の情報学を専攻する文・理系の学生だけでなく、コンテンツ創造科学産学連携教育プログラムなどから工学や心理学などの多分野の学生が関わっております。このような多様な個性を持つ学生が集まり議論・試行錯誤を繰り返すことで、どなたにも楽しんでいただけるような展示会を目指しております。

作品の見せ方や実験的な表現手法など見苦しい点もあるとは思いますが、制作展を通して作品を"魅せる"ことの重要性と、その方法について少しでも学生たちが学ぶことが出来ればと考えております。ひとつひとつの作品をゆっくりとご鑑賞頂ければ幸いです。


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