ご挨拶

  • プロデューサ
  • 荒川 忠一
  • 原島 博
  • 鈴木 太朗
今回の制作展開催によせて諸先生方よりメッセージをいただきました。

media artist

東京大学大学院 情報学環 コンテンツ創造科学産学連携教育プログラム 人材養成 特任助教
メディアアート作家
美術博士
アトリエオモヤ代表
鈴木 太朗

鈴木 太朗

今回で制作展もいよいよ10回目を迎えます。初回から展示を見てきて、第4回から授業に携わってきた私としては、ここまで制作展の規模が大きくなったことに嬉しさを感じ、また、今までご協力くださった教職員の方々、制作展の将来を真剣に考えてきたプロデューサはじめ全メンバーに感謝の気持ちでいっぱいです。

学生主体でやってきたこと。制作展がここまで成長してきた力はそこにあります。もしこれが教職員主体となっていたら、参加するメンバーはみな受身になってしまい、今のような制作展はなかったでしょう。

鑑賞者の皆様には表面上のみ見えているこの制作展、実は裏には開催までに大変な苦労の連続です。その苦労を学生が主体となり、大きな山をいくつもいくつも乗り越えてきてこの制作展は開催されています。制作展をよりよいものにしていくために、メンバーはこれまで様々な議論を重ねてきました。2週に1度しかない授業はその議論の発表の場として位置させ、日頃は密なミーティングを重ね、制作展内部wikiやメーリングリスト上でも多くの意見を言い合い、みんなが納得する、妥協を許さない結論を探ってきました。

東大のなかでの制作展の位置づけを、学生はみな真剣に考えました。最先端のテクノロジーを駆使し、発表することが東大の求める展示なのかもしれません。しかし、文系、理系の融合する情報学環の開催する展示がそれで良いのでしょうか。私たちはそうは思いません。様々なジャンルの学生がいるからこそ完成しうる制作展を目指していきたい。今回の展示がその一つの回答になることを期待します。今回の裏テーマは「緊張感」にしています。技術だけには収まらない、東大の誇るクオリティの高い展示を目指します。

第10回制作展。この歴史を裏切らないよう、本当の意味で東大が誇ることのできる制作展になるよう、今後とも学生の積極的な活動に期待します。


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