あること

≒
Q
∴
⇌
∞
∵
≒
Q
∴
⇌
∞
∵
≒
Q
∴
⇌
∞
∵
≒
Q
∴
⇌
∞
∵
≒
Q
∴
⇌
∞
∵
≒
Q
∴
⇌
∞
∵
≒
Q
∴
⇌
∞
∵
≒
Q
∴
⇌
∞
∵
≒
Q
∴
⇌
∞
∵
≒
Q
∴
⇌
∞
∵
≒
Q
∴
⇌
∞
∵
≒
Q
∴
⇌
∞
∵
≒
Q
∴
⇌
∞
∵
≒
Q
∴
⇌
∞
∵
≒
Q
∴
⇌
∞
∵
≒
Q
∴
⇌
∞
∵
≒
Q
∴
⇌
∞
∵
≒
Q
∴
⇌
∞
∵
≒
Q
∴
⇌
∞
∵
≒
Q
∴
⇌
∞
∵
≒
Q
∴
⇌
∞
∵
≒
Q
∴
⇌
∞
∵

ないこと

[ Dissolving / Intersecting / Separating ] Body image

溶ける/交わる/離れる 身体

あること ≒ ないこと

誰もが持つ身体、不明瞭で不確かな感覚

吉田翼 学際情報学府 先端表現情報学コース 葛岡・鳴海・谷川研究室
佐々尾月陽 総合文化研究科 広域科学専攻 雨宮研究室

生まれた時から肌身離さず共にある身体。その感覚は、もはや脳裏に焼きついていると言っても過言ではない。しかし、身体と私たちの意識との繋がりは、私たちが思うよりもずっと不安定で、曖昧で、か細いのである。付いて、離れて、そしてまた交わる。液体のようになったあなたの身体は、生まれ持った輪郭を忘れ、不定形の身体を芽吹かせる。

本作は、視覚と触覚を通して液体のような新たな形状の身体を体験者に知覚させる。肉と骨を失った新たな身体で他者や物体と触れ合う中で、あなたは「もしもこの姿のまま生きていくとしたら」と思いを巡らせる。ヒトの身体という常識から離れ、赤子のような気持ちで新たな身体を体得する。それこそが本作品の目的である。