あること

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ないこと

Exhalaxon image

Exhalaxon

あること ⟲ ないこと

確かさと不確かさの間を、回り続ける

間山輝紀 情報理工学系研究科 知能機械情報学専攻 高橋・白松研究室

本作品は、今まさに培養されている生きた神経細胞ネットワークの電気活動を、リアルタイムに計測・解析し、光、音、振動で表現するインスタレーションである。ゆらゆらと光っては消える集団発火。掌で触れてみれば、生命の息吹が揺らいでいるのを感じるかもしれない。シャーレの上の小さな脳は、混沌としながらも構造がある、不気味で美しい生命の有り様を、あなたの脳に焼き付ける。

この宇宙のすべてはいずれ形を失いほどけていく。 その「ない」への流れに逆らうことはできない。 しかし、その中で確かに存在するこの私の意識と心。 それを支える、脳内で走る無数の神経活動。 「ない」の中から「ある」を求め続け、運命に抗う。 シャーレの上に生きる心の素材。 秩序と混沌の間を、絶えず揺らいでいる。 何もないようで、誰かいる。 この底しれない生命の息吹に触れ、この宇宙に存在するという奇跡を噛み締めて欲しい。