あること

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ないこと

III EXHIBITION 2025
ABOUT US

Outside of VR goggles image

VRゴーグルの外側

あること  ないこと

あったはずの意味はなく、なかったはずの意味が宿る あること↩️ないこと

石田一真 学際情報学府 先端表現情報学コース 稲見・門内研究室

ヘッドマウントディスプレイで映像を体験する人は,自身の身体動作そのものを見ることができない.本作品は,その現実に取り残された身体動作を可視化し,VRゴーグルの外側に表現する.映像は身体動作、例えば腕の振り、を参考に生成される。映像によって際立つもの、実際の身体からしか感じられないもの、このそれぞれを鑑賞者は観察する。こうして、他者の持つ文脈のない身体動作のゆらめきを自分のものとする体験である。

本作品はVRゴーグルの内側に閉じた体験の外側に着目したものである。VRゴーグルをつけた人の身体動作を外側から見ると、そこには文脈のない日常では出逢いがたい独特のリズムがある。そのリズムを実際の身体あるいは映像を通し、作品として鑑賞する。その独特のリズムが身体の中に入ってくる感覚を鑑賞者には体験して欲しい。そこにはあったはずの体験はなく、なかったはずの体験がある